おはようございます。
昨日の雷にはびっくりしました。本日も朝から快晴で日差しの照りつけが厳しいですが、天気の急変には要注意だそうです。
さて本題です。本日のテーマは`結婚式の着物について`
です。一般的に伝統的な日本の結婚式で着られる花嫁の衣装は、神前で神社式、`白無垢`披露宴で`白無垢では無い、華やかな色、柄の打ち掛け`となります。
白無垢が最も伝統衣装としては格式が高く、和装版のウェディングドレスとして定番という位置となります。
なぜ白無垢が定着してきたのかということを調べてみると、諸説あるようですが、神社に携わる人々の衣装は一般的に最も白が多く神聖な儀式において邪気を払い、その名の通り無垢な純粋な心でその儀式に臨む為というような習わしからのようです。また、白には`純潔、嫁いだ家の家風に染まる`といった意味合いもあるようです。
室町時代辺りから主に武家の女性が嫁ぐときに着るようになったのが始まりのようです。
白無垢というと、角隠し、綿帽子が咄嗟に思いつきますね。
角隠しはというと、室町時代に商人の娘たちが物を運ぶとき、高く結った髪の頭の上に、白布を巻いて隠したのが始まりとされているようです。恐らく意味については後付けなのでは?と私個人的には想像してしまいますが、婚礼衣装の角隠しは、怒りや嫉妬の象徴とされる角を覆い隠す事でおしとやかな妻になる、といった意味合いが込められているそうです。
綿帽子については、もともとは主に武家の女性が塵避け、防寒に用いた綿帽子の事で魔除けの意味合いや災難から身を守る、旦那様以外の人に顔を見せるのを避ける為、と言われています。
ウェディングドレスのベールや、先日のブログに書いた、イスラムやアラブのヒジャブと意味が似ていると思いました。
白無垢に付随するエトセトラはとても奥深く、アクセサリー類、鞄、小物入れ、扇子、髪飾り、白無垢用のモノがたくさんあります。
白無垢そのものにも、縫い方、柄、ただ白いだけでなく、様々な種類パターンが存在します。
一番外側に切る白無垢用の打掛、下着の掛下も実に様々な種類があります。
また深い話は別の機会に。
さて当店ではこの度結婚式に纏わる、着物のレンタルも開始します。白無垢では無いのですが、一般的に結婚式前撮り衣装として豪華な打ち掛をご用意しております。結婚式上、他の記念写真館以上に、高価でありながら、非常にお値打ちなことは間違いないです。
プランのお問い合わせはsakuraphotokimono@gmail.comへ。
是非ともよろしくお願いいたします。